この筋トレ器具、知ってる?
アームブラスターとかアームカールプレートとか言われている上腕二頭筋を鍛えるための補助器具です。
まさに上腕二頭筋を鍛えるため以外には全く役に立たない一点突破型の筋トレ器具。潔さがかえってすがすがしくて好きwww。
ちょいちょい私のサイトでも登場してはいたのですが、わざわざ買うまではないかなぁっていうか、無いならないでいいか、というか、そのぐらいの位置づけだったんですよね。
ただ動画を見てたら、ちょこっとなんですがアームブラスターを使ってトレーニングしてるのが映ってたんですよね。
思った以上に上腕二頭筋にガッチリ負荷がかかってるっぽいのに惹かれてしまいましたwww。
現在いろんな角度とか使わない時のかかり具合とか試していて絶賛研究中です♪
アームブラスターのポイントと値ごろ感。もしかして自作の方がいいの?
本格的にアームカールをしようと思ったら、やっぱりアームカール台やアームカールベンチとかが必要になってくると思います。が、なめんじゃねーぞ! 自宅トレ派にそんなスペースも金もない!!
そんな時には、そう、アームブラスターだねwww。
まあ、そんなわけでこのアームブラスター、簡単に言ってしまえば鉄板を曲げたものに首から下げられる紐がついたものです。場所を取らなくて邪魔にならないのが良い。値段も2000円~10000円ぐらいの間で大体4000円前後が相場かな? 高いのか安いのかよくわかんない微妙なラインです。
今回写真撮影のモデルになってくれた「たーさん」は、DIYマニア。本人はその時アームブラスターがどんなものかよくわかってなかったので、その程度のものだったら自分で鉄板曲げて作った方がいいんじゃね? と電話口では話をしてたのですが、実物を見て・・・・微妙?
3mm厚ぐらいの鉄板だけど結構堅めの鉄板を使っていて、湾曲加工の手間とか考えると、買った方が安いか? どっちだ? かなり絶妙な価格設定です。10000円越えだったら作った方が安いかもね。道具があればの話ですがwww。
さて肝心の構造ですが、幅は58cm。結構微妙な湾曲がつけられてます。
こんな感じです。
丁度腕に当たる部分が斜めに角度がついてて腕の角度を固定してくれます。
構造上非常にシンプルで、ほぼメーカーで違いはないのです。この幅の広さと、湾曲具合がストレートよりか、カーブが強いかの違いぐらいで、首にかけている紐部分はほとんど同じで違いはないですね。
私の買ったGoliath Labs アームブラスターは湾曲ちょい強めだと思います。私の身長が170cm、写真モデルのたーさんが175cm。このぐらいの身長と肩幅であれば、幅は58cmでちょっと余裕があるぐらい。多分もっと大柄でも問題ないと思いますが、太ってて身幅がかなり大きい人にはきついかなぁ。
もう一つ実際にアームブラスターを使っている人に聞くと、紐の留め金の部分がポイントらしいです。
偶然にも購入したアームブラスターは2点止めだったんですが、ここが1点止めのものもあるそうです。
結局この部分が一番破損が集中する場所なので、要注意。一点止めだと留め金を中心にして紐がぐるぐる動いてしまうので破損のリスクが高くなるそうです。これを教えてくれた方も私と同じ2点止めのアームブラスターを使っているそうなのですが、8年たっても全く問題なし。壊れる様子もないそうです。う~ん、かなりの長持ちグッズになりそうな予感。
アームブラスターの使用チェック
たーさんモデルで写真撮ってみました。
この日は猛暑日手前だったので、汗だくなのはご愛敬ということで。
たーさん、ちょっと目を離した隙にデブってた件については、私としても小一時間問い詰めたいところですが、今度絶対ダイエット企画に巻き込んでやろうと画策中なので、ちょっとお待ちくださいwww。
首からぶら下げたところです。
紐の長さは簡単に微調整ができます。
お腹のところと腕とで挟んで使います。
大体高さとしてはこんなもんだと思います。
腕の位置と乗せてる感じはこんな感じです。
あんまり位置が下すぎて、肘関節がゴリゴリ当たるような位置だと効果半減、肘が痛くなっちゃうしね。写真のこのぐらいから好みでもっと上でもいいぐらいです。
正直思ってるより腕の位置は固定されて前方になります。この位置でアームカールをするわけですが、あんまり調子に乗って重い荷重に挑戦すると、てこの原理で荷重の負荷が予想以上に腰にきますので要注意です。重い負荷に挑戦する場合は、ベンチに座って行うか立ってるときは背中を壁につけるなどして腰にかかる負荷をうまく逃がしてやってください。
アームブラスターを使ってみて気をつけたい点、研究中!
まだ私もいろいろ研究中なのですが、気がついた点がいくつかあったので書いておきます。
アームブラスターは確かに肘の位置を固定できるので、上腕二頭筋を負荷抜けしないで効率よく鍛えられます。
ただ、微妙に内側へカーブしている湾曲具合や、人間の関節の構造上の問題などで、腕を上げる位置は内向きになります。
こんな感じで体の内側に腕の位置は入ってきます。
丁度Wバーとかを使ったアームカールなんかにはいい角度ですね。
ハンマーカールなんかもピタッと正確なポジションとして引き上げられます。
ただし、腕を垂直に上げたい場合は、かなり意識して上げないと難しいです。
今は手に何も持ってない状態なので無理はないですが、負荷がかかると、湾曲部分に逆らう感じになるので、かなり意識しないとダメ。プレート位置をもっと腕の上の方まで上げるという手もありかな。
色々試してはいるのですが、アームブラスターを使う場合とつかわない場合とで分けて行った方がいいかもしれないですね。
力こぶの上腕二頭筋は、二頭筋というだけあって、内側と外側の2つの筋肉に分かれてます。
内側に腕が入り込んできてしまうので、おそらく普通にこのアームブラスターを使ったトレーニングの場合、上腕二頭筋の内側の筋肉をメインに鍛えることになりそうです。
もちろん外側にも負荷はかかってると思いますが、ほぼサブ的な感じじゃないかなあ。外側に刺激を入れる場合、かなり意識しないとダメそう。
内側の短筋は力こぶの高さを出す筋肉。外側の長筋は厚みを出す筋肉。できれば両方鍛えておきたいところですよね。
おすすめはアームブラスターを使ったトレーニングを一通り行った後、外側の筋肉に個別に刺激を入れるために、肩の位置を落として行うひねりを入れたアームカール、垂直気味に引き上げるハンマーカールを加えてみてください。
これで外側の長筋にも意識的に負荷を入れられるので均一的に鍛えられると思います。
アームカール自体のポイントは別ページにまとめてあるのでそちらを参考までに。
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やっぱり上腕二頭筋の外側は、肘関節がフリーになってる方が私は意識がしやすいので、どうしてもこんな感じになってしまいます。
あくまで私の体感的なことなので、微妙な癖なんかがあって、人によってかなり違ってくる部分もあると思います。ぜひ自分に合ったポジションとトレーニング方法を模索してみてください。
色々書きましたが、トータルしてはアームブラスターかなり良いです。いい買い物しました♪
まだまだ研究中ですが、また何かわかってきたらレポートしますね。
おすすめアームブラスター
Goliath Labs アームブラスター ArmBlaster
Hawk Sports アームブラスター 上腕三頭筋 ダンベル バーベル カールマッスルビルダー 上腕二頭筋アイソレーター ビッグアーム用
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