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ボディビルダーは短命? 原因はプロテインの飲み過ぎ?

2024年2月15日

ボディビルダーは短命? 原因はプロテインの飲み過ぎ?

こんにちは!腹筋は男の美学 運営人のアキラおじさんです!

ボディービルダーは本当に長生きしないのか?
───なんで私にその質問?
もしかして嫌味か?? そこにいる本人に聞けや!!

まあ、どういうわけか、私、たまに聞かれることがありますww。
そんなに人がよさそうに見えんの? おっさんはみんな基本根性ねじくれてて意地悪だよw。

確かに老齢のベテランボディービルダーってあんまり見たことないよね。
少なくとも私の周りにはいないッス。
誤解や偏見もかなりあるのは認めるとして、そこにプロテインが絡んでくるのかって話になってくると、正直よく分かんないッス。
そもそも私、ボディービルダーじゃないんだから分かるわけないんだってw。

ぶっちゃけると、客観的に見て統計データも臨床実験も行われていないので全く分かんないんだよね。
ボディビルダーが長命なのか短命なのかすら、何の根拠もデータもないってのがホントのところ。

この話を進めるにあたっては、誤解がないように、プロボディービルダーと、私たちのような一般トレーニーを切り離して考えないといけないです。

ボディービルは他の体を酷使するスポーツに比べかなり理論的で合理的なトレーニングをしているとしても、上級者に近づけば下手なスポーツより過激なレベルに入ります。
む~~~~! とか、ウガ~~~~!! とかよく唸ってるでしょ、見た目以上にきついんだって!!

ちょっと前までは、トレーニング中に死亡するボディービルダーや筋肉のために餓死したマッスル北村さんなどの話を、ちょいちょい耳にしましたよね。私の知り合いのボディービルダーも「このバーベルを上げられれば、筋肉がつくか、血管が破裂するか、一か八か!!」というワンレップに命をかける様なトレーニングを何回かはやってるってマジで言ってましたから、そりゃあ長生きできないだろうなぁって思ってましたw。

しかし、そこまでやってくれてるおかげで、ノウハウや技術的なトレーニング器具の開発がされ、私たち下々の元へ降りてくるっていう恩恵を授かってるわけです。
例えるなら彼らはF1マシン私たちは一般公道でちょっと速いスポーツカーってとこでしょう。
F1で培ったノウハウと技術があるから一般車にその技術が下りてきて速く走れる。絶対横並びでレースになんか出ないってのとおんなじです。

その辺を考慮して私的な考察も交えてこの質問を考えてみたいと思います。

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ボディービルダーは早死にするのか? プロテインとの関係は?

まずはボディービルダーです。
個人的な感想としてはボディービルダーってあんまり長生きしそうにないなぁって感じてますww。
泣きべそかきながらあんなに過酷な筋トレしてて、寿命と引き換えに筋肉をつけてるとしか思えないっスw。
楽しいのか? 血管切れちゃうぞ、ドMなの?
科学的根拠がないので、まあ、あくまで個人的感覚ですが、それでもいろんなパターンがあるのでそうとも言い切れなかったりしてw。

実は「長生きする」っていう人と「早死にする」っていう人と、偉い学者さんやお医者さんでも意見が分かれてたりするんだよね。

早死にすると言われる理由

通常若い頃から過激で体を酷使するスポーツをやっている体の大きな体型の人っていうのは、あまり長寿ではないことが多いです。
心臓や血管への負担が大きいため、学術的には無理な運動をしてこなかった、小柄で細身で小さいサイズの女性の方が長生きするケースが多いそうです。
変な話、哺乳類の心臓の鼓動回数はほとんど決まっているっていうのを聞いたことありません? ネズミでもゾウでも人間でも、大体20億回というものです。体が大きく過剰な負荷をかけて早く鼓動数を進めれば、それだけ寿命は短くなるっていう理屈です。
そう考えると、真逆をいっているボディービルダーは? ということになるらしいですわww。

さらにボディービルダーの場合、鍛えていた時の後遺症というものも考えられます。
一番有名なのはアナボリックステロイド。
こいつに手を出してると相当ヤバい。

劇的に筋肉がつくけどハゲるというのが有名ですが、内臓や特に心臓に相当負担がかかる劇薬。確実に残る後遺症でポックリということだってありえます。
また、プロテインの副作用、たんぱく質の過剰摂取は危険?肝臓・腎臓がヤバいってホント?でも書いてますが、長年のプロテインの過剰摂取による肝臓腎臓障害でトリガー引いちゃうことも考えられます。

筋肉量が極端に多い場合、高血圧症も心配です。
太っている人と筋肉量が多い人は医学的には同じらしく、大きな筋肉は血管や心臓を圧迫し、高血圧になりやすいということも分かっているそう。トレーニングしすぎによる突然死はほとんどがコレが原因ともいわれています。
また、極端な減量も様々な後遺症を残す可能性があります。ボクサーですら減量で体脂肪率10%前後なのに対し、ボディービルダーは一桁台を、しかもキープするということを平気でやりますからね。

こうして見て見ると、結構ヤバい情報がてんこ盛りですww。
特にステロイド、プロテイン飲みすぎ、減量しすぎはかなりヤバそうに見えます。

長生きすると言われる理由

さて、ところが全く真逆のことを言う人もいるんですわ。

まず、筋肉量が多く過剰な運動量で鍛えられている人というのは、異常に回復力が早いそうです。
筋肉の発熱量で細部の体温まで高く、免疫力が上がっていてかなり丈夫。
特に手術後の回復や投薬治療などの治癒スピードはちょっと驚くものがあるそうです。
強度の高いトレーニングを積んだ人の方が、生命体として強く長寿であると言う科学者もいるほどですわ。

また、かなり誤解があるプロテインの摂取量についても、プロであればあるほど、年間摂取量で自分の体重の1.5~2倍までの量しかとっておらず、主に1.5倍寄りが多くあとは食事から摂取している選手が多いです。
もちろんオンオフの時期で切り替えてますが、シーズン中はプロテインを一日4回以上は摂取していても、シーズンオフは2回しか取っていないということが多いみたいですね。年間摂取量で計画的に考えられるような人でないと、そもそもボディービルダーになることすらできないので、アマチュアの方がかえって危険なのかもね。

ボディービルを知らない人であればあるほどプロテインの使い方の基本設定の考え方から意味まで誤解している可能性がかなり高いので、変ないじりでプロテインを攻撃することがあるみたいです。
また、高齢になってもたんぱく質摂取の重要性や寿命との関係が今見直されてきているので、一概にプロテインを悪者にするのも問題になるかもしれないです。あと10年もしたらプロテインの飲みすぎでどうのこうのと言ったら笑われる時代が来るかもしれないですよw。

後遺症を残さず現役を引退をし、中年期から通常のトレーニングにシフトチェンジした元選手などは、もちろん筋肉量も落ち脂肪も増えてますが、健康寿命は長く若々しいまま長寿という人もかなりいます。

これは蓄えられた筋肉貯金がかなり効果を発揮していると考えられ、40代から起こる「毎年筋肉の1%脂肪へ変換現象」をうまくコントロールしているとも考えられています。
また、50代60代からボディービルを始めてシニアやシルバーで参加しているような人も、若々しく長寿という結果も出ているようです。

ザッと見ただけでも、まったく相反する意見が飛び交ってしまうので、正直まだ誰もホントのところは分かってないっていうのが本音なんでしようね。

歯切れの悪い結論になっちゃいますが、後遺症さえ残さなければ、長期スパンで観察すると、下手なスポーツ選手より健康寿命は長く維持できていそうに思えます。
ただ、ステロイドと過度の減量の繰り返しはすでにヤバいということが分かっているので、このことだけは念頭に入れておいた方がいいと思いますよ。

とにかくスポンサーがチラつかせる目先の小銭に目が眩んで、後遺症を残さないこと。
これが一番大事みたいですね。

一般トレーニーは早死にするのか? プロテインとの関係は?

さて、一般トレーニーについてです。
健康マニアが多いトレーニーにとっては、こっちの方が気になるところですよね。
ちょっとボディビルダーの部分と被ってるところがあるかもしれないですが、その辺はご勘弁ということで。

まず、筋トレ自体がボディービルダーと同じく体に強烈な負荷をかけてしまうのか? という疑問です。
その場合、どの程度までがトレーニーのレベルなのかということになりますよね。
一番一般的に目にするのは、いわゆる筋肉芸人ってやつじゃないですかねw。
増えたよねぇ、筋肉芸人w。嫌いじゃないっス!

一応すでに分かってると思うけど、ボディービルダーって、体型がかっこいいとか筋肉が浮き出してるとかって、そういうことじゃないからね。筋肉量の多さとカットを競うって人だからね。そういう意味ではテレビを見ててやっぱり筋肉のつき方の体型と量がバランス良いなって思うのは、なかやまきんに君かな?
オードリー春日もいい線いってると思うんだけど、レイザーラモンHGや品川庄司など、ゴールドジム筋肉芸人でアメトークに出てくる人はやっぱりカッコいい系のフィジーク寄りなんだよね。

なかやまきんに君、オードリー春日ぐらいだとビルダーに入りかかってると思いますが、それより下やフィジーク寄りは、まとめてトレーニー体型としておきましょう。
何? 納得がいかない? ボディービルダーの体を近くでまじまじと見たことってあります? 細かい筋肉に至るまで鍛えられていて、全然別物ですよ。同じ人類とは思えないぐらいですわ。筋肉芸人と言われる人たちと本物のボディービルダーが並んでしまうとテレビを通しても貧弱貧弱~!って聞こえてきそうなぐらい根本的なボリューム感が違いますゾ。

いい大人が毎回筋トレでマジ泣きするほど追い込んでるのを見てると、毎日一日2時間ぐらいジムで普通の筋肉トレーニングをしてるぐらいだったら全然健康的ですよ。

とはいえ、私たちみたいな一般的な筋肉質でムキムキ体型、このぐらいの筋肉量と運動習慣であれば逆に健康的です。

余計な脂肪も落ちて血流も良くなり、代謝も上がり、血圧も血糖値も下がって、健康診断だってパーフェクトでしょう。元々心臓や内臓に持病を持ってない限り、体の内部に障害が出るほどのレベルには到底至りませんよ。
かえって老後か超いい具合なぐらいの筋肉貯金をチャリンチャリンやってるぐらいに思ってくださいww。

ジムで鍛えてる一般レベルであれば、かなり健康的。
変な心配なんかするだけ無駄無駄ァ~!!

一般トレーニーの気になる点

そうなってくると、一般トレーニーで心配になってくるのは、外部から摂取するプロテインやサプリですね。
まさかトレーニーレベルでステロイドに手を出しているバカはいないと思いますが、プロテインやBCAA、ビタミンサプリなんかは常用している人が多いと思うので、その辺が気がかりになってくるんでしょう。

まずよほど特殊なプロテイン、BCAA、ビタミンミネラル類でない限り、体に害があるようなものはありません。そもそもメーカーがちゃんと販売ルートに乗せているものは、ドーピング検査や化学検査を通ったものばかりなので、心配はありません。それよりも、正常なものでも過剰摂取でおかしくなってしまう方が心配です。
塩だって、適正量使えば体に良いしおいしく食べられますが、一樽飲んだら致死量ですw。

特にプロテインの摂取オーバーで腎臓肝臓を傷めてしまうのが一番怖いですね。腎臓肝臓は沈黙の臓器と言われていて、ヤバいと自覚症状が出た時には手遅れということが多い器官です。しかもこれらは一度壊れたら二度と元には戻りません。一生透析生活か移植手術しかないので充分気をつけてもらいたいですね。

ただ私の経験上、これらをやらかしてしまうのは初心者~2年ぐらいまでのトレーニーが多いように思います。
ある程度筋トレをこなしているトレーニーは経験値やノウハウがたまってきて、自分に必要な量やレベルを計画的でなくても感覚的に把握できているのですが、筋トレを始めたばかりの人は、早く筋肉をつけたいと焦ってしまうんですかね、プロテインを筋肉の万能薬か何かと勘違いしてるかのようにガバガバ飲んでる人を見かけます。そんな飲み方をしている人でも、まあ、ほとんどの人がパンクすることなくその時期を過ぎ去ってしまって、後でいろいろ知識がついてきたころ、青くなったり緑になったり顔色をカラフルに変えながらオロオロしているってことが多いですね。
この辺についてはプロテインを飲み過ぎた結果・・・でちょっと触れてますので気になる人は目を通しておいてください。

また、全く違う視点なんですが、医者の友人なんかは、プロテインの危険性をかなり強く言ってます。
日本人の正常な人の約10%に、隠れ臓器異常という人が潜んでいるらしいです。
これは、日常生活やスポーツをやっていても全く問題がないのですが、プロテインなどのたんぱく質を多く投入し続けると、病状が表面化してくるタイプの人。私も医者じゃないので詳しいことはよく分からないのですが、スポーツマンの人でも調べてみたらそうだったってことがたまにあるそうです。よほどピンポイントで精密検査をやらないと、事前にそのタイプの人かどうかも分からないそうなので、結構厄介です。

彼の場合はフィトネスブームが、変な呼び水になるんじゃないかと心配してるみたいですね。
10人に1人ってことですからね、思ってるより結構多い。
ネットなんかでも強烈なプロテイン批判しているお医者さんや内臓を傷めてしまった人の記事なんかは、結構このタイプの人のことが多いんじゃないかと思います。
プロテインを飲み始めてすぐ尿からタンパクが出てどうのこうのとネットで書いてる人なんかは、その10%に引っかかっちゃってる人かもしれないです。普通はそんなにストレートにすぐ影響なんて出ないですから。
ちなみに自分がそうかどうかというのは、マメに健康診断などで異常が出ていないかどうかチェックするぐらいしかないようです。
ちょっと怖いw。

さて、プロテインが悪者扱いされがちなのですが、長期的に見たライフスパンの中ではたんぱく質の重要性については今認識が見直されつつあります。
例えば、高齢者で健康な人は毎日肉やステーキを食べているっていうのを聞いたことありません?
トレーニングのためだけでなく、長寿やアルツハイマー、ボケ防止のためにも、たんぱく質とミネラルが豊富なヘルシーな食事が見直されてますし、高齢者のジムトレーニングも健康寿命の秘訣として盛んです。
公共トレーニング場とかに行ってみてくださいよ、ジジババジジババばっかりですよ、マジでw。
20年30年のライフスパンではなく、80年100年規模のライフスパンで見ると、筋トレもプロテインも、かなり重要なファクターとしてとらえることができます。

自分が80才になったとき、肉が食えるのか? 毎日食べられる経済力はあるのか? そんなことを考えると、プロテイン、結構注目株のような気がしてますよw。

ボディビルダーは短命? 原因はプロテインの飲み過ぎ? まとめ

ボディビルダーは短命? 原因はプロテインの飲み過ぎ?

結論として「一般トレーニーは早死にするのか?」というこの問いについて、現段階では信頼性が高いレベルでNO!!と言えるでしょうね。ボディビルダー同様無茶なダイエットや減量を繰り返してなければ、むしろ老後に向けての健康寿命に貯金してるぐらいで考えていいと思います。

プロテインとの関係については、過剰摂取は問題。適正量を適正なタイミングで摂取すればむしろ健康にはいいぐらい。ただし体質問題などがあるので、健康診断などのマメなチェックは必要になってくるといったところでしょうか。

まあ、普通はあんまり神経質にならなくてもいいとは思いますが、気にする人は相当気にしてるもんねw。

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