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低スペ人間は筋トレで満足することなかれ!

2024年1月27日

低スペ人間は筋トレで満足することなかれ!

こんにちは!腹筋は男の美学 運営人のアキラおじさんです!

私のような元々低スペックな身体能力の人間は、ムチプヨ体型orガリガリ体型が多い。もちろん長年のコンプレックスでもあります。
私は典型的なムチプヨ体型でした。

これじゃいかんと筋トレを続けて、毎日プロテインを飲んで、何ヶ月がたち、いい感じで筋肉がついてきた、痩せてきたと思っているんじゃないでしょうか?
特にこのサイトを見てくれているような人であればなおさらです。

だがちょっと待て!!
本当にそうなのか?

ここに大きな落とし穴が待っています。
私も過去何度もどっぷりはまってしまいました、気をつけて!

低スペ人間と高スペ人間の陥りやすいワナを解説です!!

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錯覚をしていないかが、問題だ!!

低スペ人間は筋トレで満足することなかれ!

低スペ人間にとって、贅肉が落ちてきた、筋肉がついてきたというのは、劇的な変化です。
下手すれば人生初かもしれません。
簡単に体の変化が訪れるような体質だったら、こんなにコンプレックスを抱えて生きてないと思います。トレーニングを始めて、半年、一年かけて、やっとここまで来たという人は少なくないでしょう。

腹周りの贅肉が薄くなり、体の芯に堅い筋肉がつき始めていることを実感。腕や足に盛り上がった筋肉繊維が見え始める。有頂天でしょう、今までの努力が報われたと感じているでしょう。人に見せたくてしょうがない、分かります。

分かりますが、ちょっと待て!!

人は見たいものしか見ません。
都合のいいことしか捻じ曲げてでも理解しない。

上の図で自分が今どこにいると思いますか?
筋トレ効果を感じてきているとしたら「B」のあたりにいると思っているでしょう。
でも、よく考えてください。
自分の低能ぶりを完全に忘れているんですよ。調子こいてる。

「B」だと思ったのなら「A」にいます。
絶対です!!
ムチプヨさんから良くてパンピーさん、普通のノーマルの下の所ぐらいにしかいってません。
魔法と錯覚を解いて下さい。
これが現実です。
長い時間をかけて自己暗示にかかっている状態なんです。

あなたはあれだけ努力して、やっと普通の人になったにすぎません。

愕然としてませんか?
これは低スペ人間が一番最初につまづく壁です。
調子こいて自慢して、あれ? ってなってしまう。
思わぬメンタルダメージを負ってしまう。

この壁に、私も何度泣かされたことか・・・

ここでやめてしまう人、諦めてしまう人が圧倒的に多いんです。
あれだけやったのに、やっと借金返してスタートラインに立っただけ・・・・
このことに気づいてしまうと、投げ出してしまうんですよ、大抵。

これは低スペ人間にしか分からない、理解できない話だと思います。
別に普通の人や、高スペ人間に理解してもらおうなんて思ってもいません。

ただ、心当たりがある人は、この壁を超えるのはつらいと思いますが、絶対超えられる壁です。ハナクソぴーんっで超えてください。

ここからは修羅の道・・・と言いたいところですが、意外と楽です。

「A」の過程と「B」の過程は似ているようで、結構違う。
でも、「A」で基礎をクリアしてきてしまっているので、「B」はただその応用編。
ちょっと頭を使えば、簡単にクリアしかねません。

ここは踏ん張りどころです。
ちょっと考え方を変え、今までやってきたことを整理し直して、自分独自のノウハウを構築するチャンスです。

ピンチはチャンス、ポジティブシンキングです。
めげるのをやめて経験値の違いを見せつけてやりましょう!!

ここで気を抜くと元の黙阿弥

ここでは、低スペ高スペ関係なく陥りやすい落とし穴、筋トレダイエットのリバウンドのタイミングについて解説します。

痩せてきた、筋肉がついてきたと、体に明らかな変化が出てくるとうれしいものです。
特に苦労して努力してやっとたどり着いたという人にとってはなおさらです。

でも、ここでやめてしまう人、リバウンドしてしまう人がものすごく多い。

この頃が、筋肉の体の変化が分かるぐらいになってきたときと、停滞期がちょうど重なる時期になるんです。
ダイエットをしたことがある人であれば分かると思いますが、体重の落ちていくのが横ばいになる時期、あれです。
筋トレとダイエットをクロスしてやっていると、体重変化の停滞期を追いつき追い越していく感じで筋トレ効果が後から追いかけてやってきます。
そして、ダイエットと筋トレの疲れが蓄積してくる時期でもあります。

この時期、筋肉の張りが大きくなってくる感じがします。
それもそのはずで、脂肪の落ちるのが停滞している時期に筋肉の肥大化の時期が重なる訳ですから、目に見えて筋肉がついているような錯覚に陥るわけです。
体重が落ちないのも、筋肉がつき始めているから当たり前だと誤解するわけです。

こうなってくると、人は気が緩んでくるんですね。
筋トレのじわじわ蓄積された気がつかないような疲れが足を引っ張ります。
「ここまできたんだからちょっと筋トレサボっちゃおう」
「今日はちょっとだるいし・・・」
「頑張ったご褒美で食べちゃえ」等々・・・

そうやって、いつの間にか元の生活に戻ってしまい、ここから脂肪がV字回復して増えていき、筋肉も落ちていく・・・

この時期に、これでいいや、と中途半端に納得してしまう人は、ほとんど元に戻ってしまうということを忘れないでください。

バキッと腹筋が割れた細マッチョ体型の人で、半年やそこらで腹筋を割り、その後維持しているという人はほとんど稀です。
多数の人は4年~5年かけて体を作り、維持している人がほとんど。
時間感覚を誤解している人、本当に多いです。

ここが踏ん張りどころです。
怠け癖が出てきた時期こそが、気を引き締める時期でもあります。
継続は力なりです。

低スペ、高スペの陥りやすいワナ

低スペ人間は、元が元だけにちょっとスペックが上がっただけで調子に乗ってムキムキだと錯覚を起こしやすい。地に足をつけるのが大切。
まとめるとこんな感じですが、逆に高スペ人間が陥りやすい落とし穴はなんでしょう?

私の知る高スペ人間十数人を観察した結果です。

元々学生時代スポーツをしていて筋肉質、体力、体に自信があるタイプが多いです。
骨太だし、体格も大柄。どうもこのタイプは、スポーツをやめても、その時の経験値を引きずる人が圧倒的に多い傾向があります。

食べる量や飲む量は相変わらず。体力があるのでそこそこ動いてはいますが、元のスペックが高いのでエネルギーの消費までに至らない。
気がつくとぶくぶく太っている、そういう人が多いです。
このタイプは、なぜか全員、決まって同じことを言います。
「このぐらい、ちょっと運動すれば(ダイエットすれば)元に戻るよ、楽勝!」
でも、戻った人を一度も見たことがありません。
ちょっとした入院でガタガタっと老けこむのもこのタイプに多いですね。

上の図でいえば、ムキムキさんからムチプヨさんに逆走してしまっている人です。

高スペ人間は意外とその気になれば元に戻りやすいのも事実です。
無駄に体力があったりするので、オーバーワーク覚悟で筋トレやダイエットができてしまうというのが強みだったりします。

低スペも高スペも、錯覚がキーポイントです。
例えるなら、低スペ人間は、軽自動車から高級セダンになったと錯覚しがちですが、実はコンパクトカー程度しかクラスアップしていない。
逆に高スペ人間は自分がフェラーリだとどこかで思って錯覚していたら、気が付いたら中身が軽自動車に丸ごと全部入れ替わっていた、という感じです。

人間の思い込みと錯覚は結構おっかないもんです。
筋トレは自己暗示をかけやすいもののようです。

筋トレで最初の難関は、錯覚が解けたときです。
最初に思わぬメンタルダメージでつまづく人が多いので、地に足をつけたトレーニングをがんばりましょう!!

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